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離島におけるコエンザイムQ10(還元型)摂取による
認知機能改善効果のコホート型臨床研究発表
~愛媛県「上島町ユビキノール健診」で
住民のQOL改善と認知機能改善が報告されました!~


以前、このプロジェクトサイトで紹介した
愛媛県上島町(かみじまちょう)・弓削島(ゆげしま)の
「しまの大学」の「ユビキノール※健診」の続報が、
「ちいき進かがく」の木下徹さんから届きました!

※【ユビキノール】 
コエンザイムQ10(還元型)の呼称。

「ユビキノール健診」とは、
2013年11月から始まり現在も継続されている
上島町の20歳以上の住民約350人(2016年11月現在)を対象に、
1日1回、ユビキノール100~120mgを含む
ソフトカプセルまたは顆粒を食後に摂取してもらい
その効果効能を評価する地域共同型臨床研究です。

2013年11月にスタート
上島町でのユビキノール健診の評価項目は以下の5つ。

・血中ユビキノール濃度、還元型/酸化型比率
・一般生化学検査
・QOL (SF-36)
・骨質マーカー(ホモシステイン、ペントシジン)
・疲労度 (自律神経機能)

そこに、2015年11月から
・認知機能(Digit Symbol Substitution Test)
・睡眠の満足度
が追加されました。

ある研究によると、
血中コエンザイムQ10の濃度が高いほど、
認知症リスクが低いという相関が報告されています。
今回の研究では、認知機能がよくなるのではないか、
という結果が得られました。

認知機能評価は
Digit Symbol Substitution Test(DSST)でされました。
このテストは脳障害を受けた人のリハビリで使われることの多い検査です。


大脳全般の機能評価ができるテストと言われ、 ゲーム感覚でできるのが特徴だそう。

コエンザイムQ10(還元型)飲用前の結果です。
加齢とともにDSSTスコアが減少し、認知機能が悪くなっている傾向が見て取れます。


ユビキノール摂取後は、
41人の参加者全体でもスコアの改善が認められていますが、
特に65歳以上の群において、認知機能スコアが有意に上昇しています。


これは、疲労感が軽減されたことで活力がUP、
集中力が増したことも一因となっているのではないかと予想されています。

以上のデータからまとめられた報告は、

・ユビキノールの摂取後に有意な認知機能スコアの上昇が認められ、
 特に65歳以上の層で有意な上昇が認められた
・今後はさらに長期的フォローを行い、高い血中ユビキノール濃度を維持することで
 より認知機能の改善が見られるか検証する


「この研究を通じて地域の人々の健康増進に寄与し、
『島で(=死まで)生きていきたい』という人々の願いを
サポートしていきたいです」と、木下さん。

健診を続け、住民の方とのコミュニケーションを深める中で
「健診が楽しみになりました」
「(病気の方が)『お医者さんがびっくりするくらいゲンキだね』と言われた」
などの声を聞かせていただくこともあるそうで、
「ユビキノール健診」が、
参加住民の方といかに深く関わっているかを
改めて感じていると話してくださいました。

「年を重ねてもゲンキに楽しく過ごしたい」
超高齢化が進む日本中が願っていることを
参加者の皆さんは体現されているように感じました。
この健診は2017年10月まで続きます、
ゲンキ還元プロジェクトも、
この活動を取材しつつ、サポートをしていきたいと思います!

しまの大学の紹介はこちら
https://genkikangen.com/team/130/

前回の「ユビキノール祭り」のレポートはこちら
https://genkikangen.com/event_report/245/