ゲンキ還元エクササイズゲンキに役立つ「呼吸」を整えるエクササイズを紹介します。

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テーマ:溜まった疲れをスッキリ!

息をしっかり吐き切って
呼吸の質を改善しよう。

ある調査では日本人の約4割の方が慢性的な疲労を感じているそうです(ゲンキ還元のひみつ第3回参照)。特に季節の変わり目は体調を崩したり、疲れがとれにくいと感じる方が多いようです。疲れを感じると体は緊張しやすくなり、呼吸は浅く止まりやすくなります。しっかり息を吐き切ることで呼吸の質を改善していきましょう。

あなたの疲れをチェック!

unnamed 「1分呼吸」をしてみよう!
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楽な姿勢で、20秒かけて鼻から吸い、20秒止め、20秒かけて口から吐いてみましょう。

いかがでしたか?
体に不調があるときは、息が浅くなるのが共通点です。息が浅いということは、息が吐き切れていない状態です。

エクササイズを始める前に

unnamed 「深呼吸」をしてみよう! あなたの「深呼吸」はどっち?
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Aのような姿勢で呼吸を行った方、残念ながらそれは「深呼吸」ではなく「大呼吸」です。深呼吸とは、ただたくさん吸って、たくさん吐けばいいというものではないのです。この姿勢では、肩や背中に緊張が入り、続けて行うと疲れてしまいます。
本当の意味では、「大きく」というより「深く息を吸い、深く息を吐き切ること」なのです。
もう一度、Bのようにお尻の力を抜いて、膝を少しゆるめ、肩をちょっと内側に入れるようにして立ってみます。そのまま、胸ではなく背中に息を入れるように吸ってみましょう。体の中心に深く入っていくような感覚がありませんか? 

息を吸うと自然と下腹部が膨らみ、息を吐くと下腹部がへこみます。体の不調により、下腹部が緊張しやすくなったり、力を入れられない状態が続くと、この呼吸の動作がうまく行われず、衰えていきます。「腑抜け」という言葉があるように、「腑」、つまりお腹まわりに力が入らないと、体は活動的になりにくくなります。息を吐き切るという動きを繰り返すことで、深い呼吸ができ、お腹まわりが安定する感覚が身に付きます。


呼吸とゲンキの関係とは?

下腹部の吐く力をつける呼吸エクササイズ

unnamed 両腕を上にあげた状態で、吐く息によって下腹部を絞り、息を吐き切れる力を身につけていきます。


unnamed ここがポイント

脇から腕を抜くイメージで上にあげる

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腕を上げた状態で息を吐くことで、より下腹部が凹みやすくなります。

unnamed ここがポイント

肩に力を入れない

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肩に力が入った状態では下腹部に力が入りにくくなるので注意しましょう。


肋骨を使って吐く力をつける呼吸エクササイズ

両手で肋骨の動きを感じながら、しっかり肋骨を使って息を吐き切る力を身につけましょう。


unnamed ここがポイント

肋骨が閉じる動きを感じる

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手を広げて吐く息で肋骨の動きを感じましょう。

エクササイズ終わりに

吐く力が身に付くと深い呼吸ができるようになります。はじめに行った「1分呼吸」や「深呼吸」を試してみてください。エクササイズを行う前との体の変化を感じましょう。
私たちは1日に約3万回の呼吸を繰り返しています。呼吸の力で不調でにくい体にしていきましょう。


呼吸整体師・森田愛子さん

鍼灸マッサージ師・ヨガインストラクター・健康運動実践指導士として「体を育てなおす」をコンセプトに渋谷鍼灸理学治療室(K-Raku Style)を運営。「どこに行っても受けられない魔法の整体」として、来院される方のほとんどが紹介、口コミ。経営者、俳優、アーチスト等、各分野のプロフェッショナルからの評価も高い。一児の母。著書に『呼吸整体師が教える 深呼吸のまほう』『いつもの呼吸で病気を流す』『体と心をととのえる 深呼吸のレッスン』。